鉄フライパンならリバーライトの厚板フライパンがおすすめ【商品レビュー・比較あり】
一生モノオタクのブログでは、これまで以下の鉄製の調理器具をご紹介してきました。
気づけば鉄に夢中です。鉄製品で調理された食材のうまさが魅力的過ぎるんですよね。
そんなこんなで「もう鉄は十分だろ」とツッコまれそうですが、未だ鉄欲が満たされていない部分がある。それはRIVER LIGHT(リバーライト)の鉄フライパン…。リバーライトの中華お玉を購入してから、どうしても欲しくなってしまいまして…。
で、結局、物欲に負けて買っちゃいました。
商品名:リバーライト 極 JAPAN 厚板フライパン(旧名:ザ・オムレツ)28cmタイプ
さすがリバーライト、鉄フライパンに化粧箱ですよ。細かいところまでこだわりを感じるメーカーの姿勢が大好きです。これならギフトとして贈っても恥ずかしくないですね。
この厚板フライパンは中華お玉同様、窒化加工されている鉄フライパンなので使い始めの空焼きが不要です。ただし、油ならしは必要です。
もしかしたら「中華鍋を持ってるんだから、鉄フライパンは不要じゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、それは調理メニューによってしっかり使い分ければいいのです。
【例】
中華鍋 |
チャーハン・炒め物・揚げ物 |
---|---|
鉄フライパン |
ステーキ・餃子・お好み焼き・目玉焼き・パンケーキ |
上記のように中華鍋は鍋振り向きの料理、鉄フライパンはフライ返しを使用する料理等で使い分けるつもりです。
商品「厚板フライパン」について
鉄板の厚み
厚板タイプの鉄フライパンを選んだ理由
リバーライトには調理方法に適した様々なシリーズ商品が販売されています。
そして今回最大に迷ったのが、通常タイプの鉄フライパンにするべきか、厚板タイプの鉄フライパンにするべきかという点です。
迷ったあげく通常タイプよりも値段は高いけど、食材の美味さ重視で料理人が使うプロ仕様の「厚板フライパン」にしました。
板厚が分厚いと表面温度が安定して鉄板の温度ムラを防ぐ。よって、鉄板の温度を下げることなく、ステーキ肉の表面を焼き上げて肉汁を閉じ込めることができる。これが鉄フライパンで調理するとおいしい、うまみの根拠。
グルメ番組で料理人さんがリバーライトを使っているのを何度か見たことがあり、その度に注視してみているのですが、どれも厚みからしておそらく厚板フライパンを使っているんですよね。
また、食材の美味しさはもちろんですけど、この鉄フライパンを一生使い続けたいと思っているので、ヘコミや歪みの心配がより少ない丈夫な厚板タイプにしたのです。
ただし、厚板な分、重たい
厚板フライパンは鉄板が分厚いだけあって、中華鍋と鉄フライパンを持ち比べてみると2倍以上重たかったです。尚、どちらも同じ28cmです。
厚板フライパンの総重量は約2kgです。
基本的に鉄フライパンを振るような調理をしないので、全然問題ないのですが、女性の方には少し扱いづらいかもしれません。
フライパンの底が厚底
フライパンの側面は厚板ではありません。
中華鍋の厚みと比較をしてもそこまで大差がないことが分かります。
左:中華鍋 右:厚板フライパン
では、どの部分が厚板なのか?それはフラットな底面になります。
【リバーライト社製 シリーズ違いの板厚比較】
- 通常鉄フライパン:約2.0mm
- 厚板鉄フライパン:約3.2mm
※前者・後者とも28cmのフライパンで比較しています。サイズによって板厚が異なる場合があるのでご注意くださいね。
リバーライト社製フライパン・厚板フライパンの製品サイズ比較表も参考にしてみてくださいね。
一生モノに適していると判断した交換用ハンドル
コンセプト通り、まさしく一生モノに適したブランドです。
長年使用することで取っ手が壊れる可能性がありますよね。それも心配無用です。そもそもリバーライト社のフライパンは取っ手を取り換え交換できるようあらかじめ設計されています。
鉄以外の物は経年劣化によって使い物にならなくなってしまうおそれがありますが、一生モノにするならこの取り換えできる構造は超大事なポイントですよね。
あとは株式会社リバーライトの存続を切に願うだけです。縁起でもないのですが、倒産等、最悪の場合、交換できるハンドルさえも交換できなくなってしまうので、不安な方・用意周到な方は交換用ハンドルの予備をストックしておくのもよいでしょう。
【オリジナル】取っ手部分に名入れ刻印
一生モノオタクは楽天市場に出店している「キッチン雑貨ショップ ガンバレ!奥さん」で厚板フライパンを購入しました。なぜなら正規販売のオフィシャルショップであること、そしてハンドル部分に刻印をしてもらえる無料サービスがありまして、このお店に決めました!
ですが、ココで問題発生…。刻印の上限は25文字までなんですが、一生モノオタクの希望する文字は全27文字…。
ダメ元で以下のように書いて注文しました。
すると、このように注文確認メールが来ました。
神対応、素敵すぎます。しかも追加の料金取られることなくですよ。このように対応してくれたのも、この店での買い物がこれで3回目だったからかもしれません。
そしてハンドル裏面に名入れされた刻印がこちら。
これレーザー刻印なので洗っても消えません。
オシャレでカッコイイですよね。マイネームでもいいけど、このように好きな言葉を刻印してもらっても素敵だと思いますよ。
IH・ガスコンロ対応
リバーライトの厚板フライパンはIH対応です。実際に試して調理してみましたが、問題なく使用することができました。
IHがOKならば、当然ガスコンロでも使用は可能。もちろん料理ごとにガス・IHと使い分けて、併用することも可能です。
厚板フライパンの使用感想・レビュー
第一印象は厚板フライパンだけあり、蓄熱性が極めて優秀。今まで様々な鉄製品の調理器具を使用してきましたが、その中でも群を抜いて蓄熱性が高いです。
最初、温まるまでの時間は少々かかりますが、一度温まってしまえば、弱火・中火でOK。IHならば電気代、ガスコンロならガス代も節約できそうです。
こびりつかず表面カリカリ・パリパリ焼きが可能
厚板フライパンでチキンを焼いてみることにしました。
写真右にあったチキンステーキをどかしてみると、鉄フライパンの表面は以下のようになります。
まだ2回しか使っていないのに、くっついたり・こびりつくこともありません。
一般的に鉄フライパンというと、酸化被膜ができるまでくっついたり、こびりついたりする厄介なものなんですが、リバーライトの鉄フライパンは使い始めから調子が良いです。
リバーライトの実力は本物でした。今まで使ってきたor今でも愛用している他の鉄製品と比べても、そのレベルの差に驚いています。
そして最終的に中はジューシーで皮や肉の表面はカリカリ・パリパリなチキンステーキが焼き上がりました。
鉄フライパンにすれば、今後買い替え費用も不要になる・処分に困ることもない
テフロン加工のフライパンは数年でフッ素樹脂が剥がれ、また新しいフライパンを購入しなければいけませんよね。
それにフライパンって処分が困りますよね。
一方、鉄フライパンは永年使い続けることができるため、一度購入してしまえば今後一切フライパンの買い替え費用がかかりません。また、フライパンの処分にも困ることもありません。基本的には処分する必要がないからです。
もしも錆びてしまっても、やすりで擦って落としたり、錆びを焼き切ってしまえば、再復活するんです。これって最上級にエコですし、魅力的ですよね。
先祖代々引き継がれる、おいしく焼ける魔法のフライパン的なフライパンになってくれたら嬉しいですよね。
テフロン加工のフライパンとリバーライトの鉄フライパンの販売価格を比較すれば、一見値段が高いと思ってしまうかもしれません。しかし、丈夫さ・耐久性に優れた鉄鉄フライパンは扱い方次第で一生使い続けることができるものですから、そのコスパの良さは誰でも理解できますよね。
少しの金額をケチって、商品選びで失敗しないでくださいね。一生モノなんですし、鉄フライパンならばリバーライトが絶対におすすめです。
楽天市場「リバーライト 厚板フライパン」
Amazon「リバーライト 厚板フライパン」