牛革ベルト!年季が入り経年変化した10年選手をご覧あれ
今回は一生モノオタクのベルトを紹介しようと思う。ベルトコンベアーじゃなくて、ジーンズとかに通すベルト。もっと分かりやすく言うと、穿いているズボンがずれ落ちないようにするためのアイテムです。昨今では用途よりもファッション的に使用されるケースもあるようだが、そのベルトね。
まずはそのベルトの使用期間から話そう。
購入した年は、はっきりは覚えていないが、高校3年生くらいだろうか。買ったお店とお正月のお年玉で買ったベルトということだけは覚えている。
と考えると18歳で間違いないだろう。で、今28歳だから…つまり現時点でおよそ10年使用していることになるわけだ。
それではさっそく経年変化した10年選手をご覧あれ。
最初は愛着ゼロだった10年物ベルト
ジーンズ:EDWIN 503ZZ
このベルトの値段も覚えていないし、ブランド名も刻印されていない。値段は多分8,000円くらいだと思われる。
当時はHTCとかウルフズヘッドのスタッズベルトが欲しかったのだが、お金もなく妥協してこれにした覚えがある。
「こんなのいずれ買い替えてやる」なんて思いながら使用していて、それからファッションにはほとんど興味がなくなり、今なおこれを使用しているのですよ。
今思えばこれで良かったと思います。派手な物よりもシンプルでいい感じです。愛着がある物だからか今ではこれがしっくりくる。
このベルトを巻いて海へ入ったり、いろんなところへ出かけました。
そうして牛革ベルトの色合いも変化していきました。写真は裏面です。バックル部分のボタンを外すと少しだけ経年変化前の革の色が見えました。
ベルトの位置によってはその色合いも異なります。
まさしく自分色です。この世に同じ物はたくさんあれ、人によって全く異なる物に変化する。実に素晴らしいね。
もうね名前を書く必要なんていらないんじゃないってくらいに自分になじむんですよ。
自分がベルトをとめている位置に跡が残っていたり、体系だったり、姿勢だったりで、使用する者に合わせて革も変形しちゃうのだ。
ベルトはジーンズを穿く際には必ずつけるため、かなりヘビロテしているんですけど破損は一切なし。
今のところ修繕いらずで10年間もの間愛用しています。もちろんこれからも使い続けます。
あえていうならば若干革が剥げてきているところかな。
興味ある人はベルトでも財布でも何でもいいので革製品を一生育てちゃいましょう。
あとがき・予告
今回ご紹介したベルト以外にも、もう1点一生モノのベルトを所有しております。
ちょいと問題があって現在使用していない物なんですけど、一生モノとしてふさわしいベルトです。詳しいことはまた今度ご紹介しますね。お楽しみに!では。
【追記】予告したとおり2本目の一生モノベルトを記事公開しました。
職人によるハンドメイドのレザーベルトKika NY「Double O-Ring Belt」